4種類のブラッシング法~短所と長所

今月から令和が始まり第一号!これかもよろしくお願いいたします。

さて、今月はブラッシング方法についてです。普段ハブラシはどのように動かして磨いているでしょうか?

ブラッシング方法

まず、ブラッシングの方法には何種類も存在しています。その中でご自分に合ったやり方なんてわからないですよね…

スクラッピング法

毛先を直角(90°)に当て、1・2本10回を目安にして磨く。

長所:動かし方が簡単
短所:広い範囲を磨けない

ローリング法

毛先を歯の根元に垂直に当て、歯の先端に向けて回転させる

長所:動かし方が簡単
短所:歯と歯茎の境目が磨き残しやすい

フォーンズ法

毛先を直角(90°)に当て、くるくると回転させながら磨く

長所:大きな汚れを短時間で磨ける
短所:歯間部はあまり落としてくれない

バス法

毛先を45°に歯茎にあて小刻みに動かしながら、一本ずつ横に移動させて磨く。

長所:歯周ポケット付近の汚れを落とせる
短所:歯茎を傷つけてしまう

ブラッシング方法で代表的な磨き方が4つありますが、それぞれには長所と短所があります。

いかがでしょうか?皆さんはどんな磨き方をしていましたか。

当医院では診療の中でハブラシ指導やアドバイスなど行っています。その際にこの中の【スクラッビング法】を推奨しています。そして他に大事なポイントとして

・ブラッシング圧150~200g、例えるならエンピツで字を書くぐらいの強さ
・交換時期は1~2ヶ月で交換しましょう!

ハブラシは基本中の基本!

私たちが30分の施術で行うクリーニングよりも毎日ご自分で磨く時間の方が圧倒的に多くなります。
ですから、たかがハブラシとは思わず1日に1回でもよく磨く時間を作っていただきたいなと思います!

作成者:飯田