「良い食べ方」について考える

みなさんにとって、「食べること」とはどんなことですか?いつまでも好きなものを食べ、好きなことができる人生って素敵ですよね?

私たちの体は食べ物で出来ているため、正しく食事をすることで、身体は正しく機能します。そして、生活習慣病を予防健康寿命を延ばすことができます。

食からは身体の栄養だけでなく、五感を通して味わいやくつろぎなどの心の栄養を得ることができ、食物の「知識」と「食べ方」を通して豊かな人間性を育むことができます。

そこで、今回は「食べること」に関して、どんなことが重要であるかをお伝えしていきたいと思います。

良い食べ方とは…

①「早寝、早起き、朝ごはん」
→ 不規則な生活リズムは生活習慣病のもとです

朝ご飯は、1日のパワーの源。寝ている間に低下した体温を上昇させて活動の準備を整えてくれます。

朝ご飯を食べないと、1回の食事の量が増えて、肥満や生活習慣病発症につながります

規則正しい食習慣は、虫歯になりにくくなります。歯は食事のたびに溶けています(脱灰)。しかし規則正しく食事をすると、唾液の力によって溶けた部分をもとに戻すことができます(再石灰化)。

②「良い姿勢」「よく嚙んで食べる」
→ 正しく座ることで消化・吸収力がアップします。

左右均等に噛むことができるので、歯やあごの負担も少なくなります。(歯並び・かみ合わせに影響

よく噛めるため脳も活性化されます。(記憶力アップ・認知症予防

からだのバランスが安定します。(運動能力向上

よく噛むと唾液がたくさん出るので、歯が汚れにくくなり、虫歯や歯周病予防につながります。

③「バランスよく食べる」
→ 1つの食品に偏らないように選んで食べましょう

炭水化物・たんぱく質・脂質・ミネラル・ビタミンの5大栄養素をバランスよく取り入れることで、病気にかかりにくい体づくりができます。それぞれの栄養素が助け合って体を支えています。

食事バランスガイドを使って、今足りているものと、足りていないものを確認しましょう。自分に足りていないものを知ることが大切です。

 

④家族や友人と楽しみながら食べる

→ 人と一緒に食べることで、安らぎ、喜び、共感を与え、脳に影響します。(心の栄養

いかがでしたか?

いつまでも食べる楽しみが続くように、食について一度見つめ直してみるのはいかがでしょうか?

作成者 北村