歯並びってどうやって決まるの?

歯並びを決めるのは、遺伝や生まれつきと思われがちですが、実は後天的な環境要因が7~8割を占めています。

U字型の歯列の周りには、内側に舌があり、外側に頬と唇があり、それぞれの筋肉がバランスよく歯列に圧をかけることで、綺麗な歯並びが保たれます。悪癖などによって、口周りの筋肉のバランスが崩れると歯列が乱れてきます。

お口周りの筋肉のバランスが崩れる原因は?
皆さんが普段何気なくやっていることが、歯並びを悪くしてしまっていることもあります。

歯並びが良いことのメリットは見た目だけではないんです!
歯磨きがしやすいので、虫歯や歯周病になりにくい
バランスよく噛めるので、歯が破折したり、擦り減りにくい
顎関節症になりにくい
◎長い目で見たら、歯並びはとっても大切なんです!

歯並びが悪いことのデメリット
奥歯に負担がかかり、歯が破折したり、擦り減ってしまう
下の前歯が上の前歯に食い込み、出っ歯になる。歯茎が腫れる
咀嚼がしにくい
発音に影響が出る
口呼吸になりやすい⇒口臭の原因&病気になりやすい
口の粘膜を噛みやすくなる
睡眠時無呼吸症候群の原因になりやすい
顎関節症の原因になりやすい

歯並びを維持するためにも、整えるためにも、お口周りの筋肉のバランスが大切です

歯並びが整っている方も、今の状態を維持するためには、会話や食事のとき以外は唇を閉じ、舌を正しい位置に置いておくことが大切です。歯並びが乱れてしまっている方も低年齢であれば、トレーニングで改善が見込めますし、年齢を重ねていたとしても悪化を防ぐトレーニングもございますので、気になった方はお近くのスタッフまでお声がけください。

DH路川