正しい嚥下できていますか?
嚥下とは食べ物や飲み物を飲み込む動作のことです。正しい嚥下ができていないと、将来、誤嚥性肺炎になってしまう可能性があります。
(誤嚥性肺炎については令和3年6月号歯科衛生士通信をご覧ください)
また、小さなお子様にとっては飲み込むという行為が上あごへの刺激になります。この刺激があごの成長に繋がり、将来の歯並びにも大きく関係します。
【こんな人は正しい嚥下ができていないかも…】
・飲み込むときに口の周りにしわがよる
・粒やカプセルの薬が一度に飲めない
・早食い
・ほうれい線が深い
・むせることがある
飲み込むときは舌だけを動かし、ほっぺや唇は動かないようにしましょう。
【正しく嚥下をするための簡単トレーニング】
①まずはスポットを覚えましょう!
②次にポスチャー(普段舌を上あごにつけておく練習)
若いうちは正しく飲み込みができていなくても、他の周りの筋肉がカバーしてくれて誤嚥しません。
しかし、年齢を重ねると周りの筋肉も衰えてしまうので誤嚥に繋がってしまいます。今から正しい飲み込みをすることで将来の誤嚥を予防することができます。毎日少しずつでいいのでトレーニングを行ってみましょう!
作成者:北村