酸蝕症(さんしょくしょう)とは?

今月は酸蝕症(さんしょくしょう)についてです!
皆さん酸職症ってご存知でしょうか?
今回はその酸蝕症についてお話していきます。

酸蝕症って??

その名の通り、歯が酸によって蝕(むしば)んでいくことです。
体の中で1番硬い組織であるエナメル質が酸によって柔らかくなり、薄くなるために知覚過敏にもなりやすくしみたりすることも…

原因としては
飲料  スポーツドリンク お酢ドリンク クエン酸ドリンク
食品  柑橘系の果物    ドレッシング

代表的なものはこんな感じです。
どうでしょうか?結構身近にあるものだと思います。
酸蝕症のリスクがあるものを細かく上げていたらキリがないです。

そうしたらなにを食べて飲めばいいのかわからなくなりますよね?
ですが酸蝕症になるにも条件があります。

 

酸蝕症になる条件とは?

それは習慣的に過度に摂取してしまうことです。

たとえば、ランニングや運動時に健康のためにクエン酸を溶かして飲むこと、
スポーツドリンクを2~3Lと大量に飲むこと。

柑橘系の果物を摂取回数を少し減らしたり、ドレッシングもかける量を加減するのもいいかもしれませんね。

ちなみに、スポーツドリンクやジュースに関しては飲みやすくするために
砂糖が大量に入ってます。
スポーツドリンクはものにより違いますが、
500mlに約30g角砂糖10個分にもあたります。

そうすると今度は虫歯のリスクもあがってしまいます。

酸蝕症にならないための対策とは?

そうならないためには摂取する回数を減らしたり、口が渇く就寝前、運動中は
なるべくひかえ、砂糖が入ってない経口補水液のOS-1などに代用することおススメします!

ちなみに、初期の酸蝕症や虫歯には(時間はかかりますが)改善することも可能です!
それは【リナメル】という歯を強化してくれるトリートメントです。
歯に初期の症状がみられる患者様には月に一回保険でできるんですよ!
もちろん虫歯予防や着色がつきにくくなる効果もあるので自費になりますが
相談だけでも大丈夫ですのでぜひ聞いてください!

作成者:飯田